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ここからは「工場の仕事図鑑」という新しいカテゴリーで、自動車業界以外で経験してきた仕事についても紹介していきます。期間工に興味がある人はもちろん、工場の仕事全般に興味がある人にも参考になればと思います。
1本目は、以前経験した電子部品メーカーでの「出荷チームリーダー」という仕事についてです(社名は伏せますが、実体験として紹介します)。
出荷チームリーダーとはどんな仕事か
出荷チームリーダーは、製品を工場から取引先へ送り出すまでの一連の流れを、チームでまとめて管理していく役割です。単純に「荷物を送る」だけでなく、在庫の管理から書類作成、データ報告まで、出荷にまつわる業務全体に関わります。
自分が担当していたときは、社内で新しい工程を立ち上げるタイミングでのリーダー就任だったこともあり、通常業務に加えて、関係者との連携やテスト運用にも多く携わりました。
具体的な業務内容
主な業務は、次のようなものでした。
– 製品保管施設の管理: 在庫の保管状態や配置を管理し、出荷しやすい状態を保つ
– 製品の梱包作業: 破損や不良を防ぐための梱包(丁寧な取り扱いが求められる工程です)
– 書類作成: インボイスやパッキングリストなど、出荷に必要な書類の作成
– 出荷データの作成・報告: 出荷実績をまとめ、関係部署へ報告する
製造ラインでの組立作業とはまた違い、「モノを正確に、期日までに、正しい状態で送り出す」ことが最優先される仕事です。細かいミスが後工程や取引先に直接影響するため、確認作業の丁寧さが特に求められると感じました。
リーダーとして意識したこと
チームをまとめる立場になって特に意識していたのは、メンバー一人ひとりの経験や得意・不得意に合わせて、仕事の割り振りを調整することでした。
年齢層も幅広いメンバーで構成されていたため、画一的な指示の出し方では全員がスムーズに動けないと感じる場面が多くありました。前職の接客業で培った「相手に合わせて伝え方を変える」という経験が、この場面でかなり役に立ったと思います。
大変だったこと・やりがい
大変だったのは、新しい工程を立ち上げる過程で、決まったやり方がまだ確立されていない中、試行錯誤しながら業務フローを整えていく必要があったことです。関係者との調整も多く、精神的な負担を感じることもありました。
一方で、試行錯誤の末にチームとしての作業が安定し、出荷ミスが減っていく過程を実感できたときは、大きなやりがいを感じました。ゼロから仕組みを作り上げる経験は、その後のどの職場でも活きている実感があります。
まとめ
– 出荷チームリーダーは、在庫管理・梱包・書類作成・データ報告まで、出荷業務全体を管理する仕事
– 正確さとスピードの両立が求められる
– メンバーの特性に合わせたマネジメントが、チーム全体の成果に直結する
次回は、医薬品工場での充填オペレーターの仕事について紹介します。

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